2015-12-12
新造佐阿天橋碑(宜野湾市)
国道58号線伊佐浜
58号線と宜野湾バイパスが合流する場所の近くにひっそりと建っているのがこの石碑だ
説明板によると
1820年、琉球王府によって佐阿天川に石造橋を新設した記念に建立されたという
当時の公道は山手側の険しい道だった
しかし難儀な道でみんなそこは使わず海側の歩きやすい道を使うようになった
そこで、王府は海岸側の平坦で歩きやすい道を公道へと移動する大規模な土木工事が行った
「中頭方面西街道」の改修工事だ
普段は歩いて渡れる川も、大雨が降れば氾濫し渡れなくなるので石橋を建設した
今は海からだいぶ離れた場所となっているが
昔はこのあたりも美しい砂浜が広がっていたのだ
石碑を眺めながら周囲をながめ、王朝時代の光景を思い描く
組踊「姉妹敵討」のなかで伊佐浜の遠浅で美しい砂浜が続く海岸線のことが詠まれてる
県内の石碑巡りも楽しそうだ
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