2016-01-31
那覇市山下第一洞穴公園
那覇市奥武山公園の近くにある那覇市山下第一洞穴は旧石器時代のものだといわれる沖縄最古の遺跡
以前から発掘調査はされていたのだが、今月8日に公園として開園した
住宅地の中にある公園
スロープもある出入り口
ちなみにパーキングスペースは2台分あったがチェーンをひかれていた
管理車両などを止めるために確保されているのかもしれない
トイレあり
洞穴はフェンスで覆われ、下の方はコンクリートで固められている
落石や崩落防止など安全措置の一環だと思うが、岩肌感がなさすぎる
ここが洞穴の入り口らしいぞ
当然立ち入り禁止
さて、ここは一体なんなのかというと
標高15mの琉球石灰岩の小丘にある
間口が約1・5メートル、奥行き約5メートル、高さは約3メートルで南に開口している
これまで2度発掘調査が実施されており1962年には鹿の骨や石器などが
1968年には約3万2千年前の旧石器時代のものとみられる8歳前後の女子の太ももとすねの骨が発見されている
調査の結果、約32,000年前の遺跡ということがわかった
発見された人骨のレプリカも展示されている
実はここで見つかった遺跡は日本最古の人骨なのだ
沖縄に日本最古の何かがあることに驚いた
洞穴のそばを上がるとこの説明板が設置されており
遊具や健康器具?のならぶ公園となっている
想像していたよりも随分と小さい公園だった
眺め良し
奥武山公園駅も見える
場所も分かりにくく車でも行きにくい所ではあるが
旧石器時代の遺跡に触れる機会は数少ない
ペリー地区を散策しながら山下第一洞穴も一度はみてはいかがだろうか
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