倉敷ダム「森と湖親親しむ旬間」行事
本日、倉敷ダムに行ってきた。
倉敷ダムについてざっくりと説明すると、
沖縄県うるま市から沖縄市にまたがるロックフィルダム。
平成8年から県が管理している。
多目的ダムで、洪水調節、流水の正常な機能の維持、水道用水開発の三つの目的を持っている。
本ダムと脇ダムがあり、周囲のダム公園は、広場や水遊びができる川などがあり駐車場も広い事から
週末を中心に親子連れや学童保育の子供たちで賑わっている。
さて今日は、小学生が植樹を行ったり、ダム施設を見学できる行事があるとの事を知り出かけた。
管理棟を訪ねてみると、施設見学を20分程度で可能との事だったのでお願いした。
実は、管理棟内を見学できるのかと思い、気楽にお願いしのだが、
外の施設を見せていただけるとのとこで、わざわざ車で案内していただいた
最初に向かったのは、取水施設
本ダムから水を取り込む場所(上の写真の右側の建物)
倉敷ダムの水はやんばるの山から流れてきているもので、水質が良いという。
ダムの上の方にある自ら取り込んでいるそうだ
次に見学したのがバルブ室
倉敷ダムの水は北谷浄水場に送られる。
北谷町、宜野湾市などに供給されているというが、那覇市の一部にも送られているという。
もしかしたら、私が普段使っている水もここから運ばれているのかもしれない!
中にはかなり太い水道管が通っており、水音もしている。
施設見学はこの2箇所だった。
車内ではダムに関する話を色々と教えていただいた。
そして、珍しい光景を目にする。
管理棟側から取水施設へ行くには本体ダムに架けられている橋を使うのだが、そこからも良く見える謎の噴水。
倉敷ダムには何度か訪ねているが、この光景は初めて。
これは、年に数回しか動かさない噴水。
ダム湖の中の水を循環させるために動かしているそうだ。
水質の良い倉敷ダムは、頻繁に循環させる必要がないという。
ちなみにこの噴水を動かすための電力量はかなり大きいとか。
見学を終え管理棟に戻る。
中でダムカードをいただいた!
ダムカードをもらう事も本実の目的だったのでゲットできて嬉しい!
普段は入れない施設内に入れて写真も撮らせてもらえた。
施設内の写真は今回掲載していないので、ぜひみなさんも実際に見学に行ってみてほしい。
昔?は水不足で断水なんて事があったけど、今はダムが増えたおかげで断水の心配はほとんどないだろう。
だからこそ、水の大切さを忘れがちだ。
世の中に無限にあるものはなくて、水だって当然その一つ。
日本では当たり前に水道に水が飲めるが、それには多くの施設や技術、そこの働く人々がいてこそ、
こういった機会に少し考えてみるのも大切だと思った。
施設見学は毎年この時期に行っているという。
来年になってしまうが、多くの人にこの機会を知ってもらい、子供達にもぜひ見学してほしいと思う。
本日は、倉敷ダム職員の方に大変お世話になりました。
貴重な体験ができました。ありがとうございます。
コメント2件
クスノキ | 2015.08.03 22:07
社会見学いいね
楽しく勉強する機会を学校で作ってもらえると嬉しい
子供たちに是非親として教えてあげてほしい
家庭教育は大事よね
33 | 2015.08.03 3:37
普段は水遊びを目的に行っているけど、今年は娘が社会見学で訪れていたよ。
私たちが子供の頃は水不足で断水もあり、そういった経験をすることで水の有難みを実感したものだけど、今はそういったこともないからあって当たり前になっているよね。
ものに困らなくなった時代。たくさんある当たり前のようで当たり前でない事を子供たちにちゃんと教えてあげなきゃね。